Dell XPS13(9333) バッテリー交換記
購入してからかれこれ4年ほど経つDell XPS13(9333)ですが、結構前からタッチパッドが浮き上がってまして。
上がタッチパッドをアップで撮影した写真ですが、ここまで来れば異常が起きているのは誰の目にも明らかでしょう。
ネットで原因を調べてみた所、内蔵されているバッテリーが、経年劣化や繰り返しの充電で膨張しているからという可能性が大きく、メーカーに頼むと万単位で修理代が掛かるとネット上で書いてありまして、元々外出用のサブマシンで重要なデータは入っていないのにそこまで払うのは「う~む」となってしまいます。既にOSのアップデート等色々いじりまくっていて、自己責任とは言えだったらいっそ自分でやってしまえとバッテリーを交換した次第です。
さて、こちらが交換用に購入したバッテリーの表と裏でございます。
実はこの前に互換品のバッテリーを買って交換したのですが、電源を入れてみたらエラーメッセージが出て、一応起動はできたのですがバッテリーは充電できないという有様で、仕方なく純正品を買い直しました。その辺の経緯は今回省略という事で。
ちなみにXPS13のバッテリー交換には交換用バッテリーの他にもまだ必要な物があります。
XPSの蓋を開けるには止めているネジを外さなくてはなりませんが、そのネジがトルクスネジという一般的にはなかなか使わない形状のネジでして、専用のドライバーでなければ外せません。
ネットで探せばその手の工具はたくさんありますが、大部分は差し替え式で、余計な物がゾロゾロと付いていまして、そういうのは嫌だなと思って探したのがこちらです。
こちらのドライバーセットはトルクス用ドライバーと、プラスとマイナスそれぞれのミニドライバー、ピンセットが2種類にヘラも付いています。
今回のバッテリー交換は、こちらのセットで全てこなせました。
さて、いよいよバッテリー交換に掛かります。
まずは蓋を開けますが、トルクスネジが写真で黄色い円で囲った箇所に止めてありまして、ドライバーセットのうちT5ドライバーで外していきます。
こちらのドライバーの先端はマグネットになってますので、外したネジがくっつきまして、ネジ穴から出して一箇所にまとめやすくなっております。
で、蓋を外して内部の御開帳です。
写真をご覧の通り、全体のおよそ半分強を占めるバッテリーを交換するためには更にそれを固定しているネジを外さなくてはなりません(黄色い円で囲っている箇所です)。こちらはドライバーセットにあるプラスのミニドライバーで外せます。
更にバッテリー交換のためにはもう1つ、本体と繋がっている部分を外さなくてはならないのですが、これが結構しっかりはまってまして、手で引っこ抜こうとすると配線の方がちぎれてしまいそうです。
なのでドライバーセットのうち、マイナスのミニドライバーを、バッテリー側の出っ張りに引っかけるようにして外していきます。この時下の基板を傷つけないよう、少しずつ慎重に外さなくてはなりません。
さあ、写真で上がやっとノートパソコンから外したバッテリーと、下が交換用のバッテリーです。
ご覧の通り、上のバッテリーは下と比べたら一目瞭然の膨らみ具合で、XPS13のタイトな構造では圧迫されて、タッチパネルが浮き上がってしまったようですね。
さて、交換用のバッテリーを繋いだり、ネジ締めなどは先程までと逆の手順なので省略しまして、上がバッテリーを交換して電源を入れ起動が済んだ所です。
互換品のバッテリーに交換した時には、コンセントに繋いだ時にタッチパッドの前にあるランプがオレンジに点滅して異常を知らせてましたが、今回純正品に交換した時には正常を知らせる白が転倒して、起動までにエラーメッセージは一切ありませんでした。
こちらがタスクバーのバッテリーにマウスポインタを当てた時の画像です。
正常に充電中なのが分かりますね。
そしてこちらが最も肝心なタッチパッドのアップです。
浮き上がっていたのがちゃんと引っ込んでいて一安心です。
と言うわけで、以上がXPS13(9333)のバッテリー交換の経緯です。
途中でも書きましたけど、一連の作業はある程度パソコンの知識・技術がある人でないと危険でして、やる時は自己責任が原則ですが、こちらの記事が同じような現象に悩む人にとって少しでも参考になるのでしたら幸いです。
上がタッチパッドをアップで撮影した写真ですが、ここまで来れば異常が起きているのは誰の目にも明らかでしょう。
ネットで原因を調べてみた所、内蔵されているバッテリーが、経年劣化や繰り返しの充電で膨張しているからという可能性が大きく、メーカーに頼むと万単位で修理代が掛かるとネット上で書いてありまして、元々外出用のサブマシンで重要なデータは入っていないのにそこまで払うのは「う~む」となってしまいます。既にOSのアップデート等色々いじりまくっていて、自己責任とは言えだったらいっそ自分でやってしまえとバッテリーを交換した次第です。
さて、こちらが交換用に購入したバッテリーの表と裏でございます。
実はこの前に互換品のバッテリーを買って交換したのですが、電源を入れてみたらエラーメッセージが出て、一応起動はできたのですがバッテリーは充電できないという有様で、仕方なく純正品を買い直しました。その辺の経緯は今回省略という事で。
ちなみにXPS13のバッテリー交換には交換用バッテリーの他にもまだ必要な物があります。
XPSの蓋を開けるには止めているネジを外さなくてはなりませんが、そのネジがトルクスネジという一般的にはなかなか使わない形状のネジでして、専用のドライバーでなければ外せません。
ネットで探せばその手の工具はたくさんありますが、大部分は差し替え式で、余計な物がゾロゾロと付いていまして、そういうのは嫌だなと思って探したのがこちらです。
こちらのドライバーセットはトルクス用ドライバーと、プラスとマイナスそれぞれのミニドライバー、ピンセットが2種類にヘラも付いています。
今回のバッテリー交換は、こちらのセットで全てこなせました。
さて、いよいよバッテリー交換に掛かります。
まずは蓋を開けますが、トルクスネジが写真で黄色い円で囲った箇所に止めてありまして、ドライバーセットのうちT5ドライバーで外していきます。
こちらのドライバーの先端はマグネットになってますので、外したネジがくっつきまして、ネジ穴から出して一箇所にまとめやすくなっております。
で、蓋を外して内部の御開帳です。
写真をご覧の通り、全体のおよそ半分強を占めるバッテリーを交換するためには更にそれを固定しているネジを外さなくてはなりません(黄色い円で囲っている箇所です)。こちらはドライバーセットにあるプラスのミニドライバーで外せます。
更にバッテリー交換のためにはもう1つ、本体と繋がっている部分を外さなくてはならないのですが、これが結構しっかりはまってまして、手で引っこ抜こうとすると配線の方がちぎれてしまいそうです。
なのでドライバーセットのうち、マイナスのミニドライバーを、バッテリー側の出っ張りに引っかけるようにして外していきます。この時下の基板を傷つけないよう、少しずつ慎重に外さなくてはなりません。
さあ、写真で上がやっとノートパソコンから外したバッテリーと、下が交換用のバッテリーです。
ご覧の通り、上のバッテリーは下と比べたら一目瞭然の膨らみ具合で、XPS13のタイトな構造では圧迫されて、タッチパネルが浮き上がってしまったようですね。
さて、交換用のバッテリーを繋いだり、ネジ締めなどは先程までと逆の手順なので省略しまして、上がバッテリーを交換して電源を入れ起動が済んだ所です。
互換品のバッテリーに交換した時には、コンセントに繋いだ時にタッチパッドの前にあるランプがオレンジに点滅して異常を知らせてましたが、今回純正品に交換した時には正常を知らせる白が転倒して、起動までにエラーメッセージは一切ありませんでした。
こちらがタスクバーのバッテリーにマウスポインタを当てた時の画像です。
正常に充電中なのが分かりますね。
そしてこちらが最も肝心なタッチパッドのアップです。
浮き上がっていたのがちゃんと引っ込んでいて一安心です。
と言うわけで、以上がXPS13(9333)のバッテリー交換の経緯です。
途中でも書きましたけど、一連の作業はある程度パソコンの知識・技術がある人でないと危険でして、やる時は自己責任が原則ですが、こちらの記事が同じような現象に悩む人にとって少しでも参考になるのでしたら幸いです。
この記事へのコメント
この記事上で交換したバッテリーは楽天市場で買ったのですが、この直後に商品ページで対応機種からxps13 9333が消えてまして、事情が分からないのでこちらでは出せない状態なので申し訳ありません。
代わりに別の店で9333対応の純正バッテリーを見つけましたので良かったらこちらで。
https://www.noteparts.com/SHOP/DE4768B3SN-02.html
ただ、上でも書きましたけどバッテリー交換は自己責任と言うことで、重ねてご了承下さい。